Ivanti
Environment Manager Policy
Ivanti Environment Manager Policyは、時間のかかる複雑なログオンスクリプトを排除し、グループポリシー(GPO)を代替/強化し、Windowsデスクトップログオンにかかる時間を加速します。また、ユーザーデータとパーソナライゼーション(プロファイル)設定の移行および管理も実現します。
メリット
ユーザーは速やかにログオンできるだけでなく、ニーズに応じたデスクトップエクスペリエンスを体験できます。IT部門は煩わしいGPOのメンテナンス作業が排除されるため、デスクトップ管理が簡素化されます。
Ivanti Environment Manager Policyを導入すれば次のメリットが得られます。
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ログオン時間を短縮
ログオン時にユーザーのデスクトップ設定を構成するため長年にわたってログオンスクリプトが使用されてきましたが、ログオンスクリプトは設定の変更や更新によりすぐに肥大化し複雑になります。マルチスレッドのコンテキストエンジンは、ユーザーコンテキストに関連のある構成のみを適用し、適用作業を速やかに実行します。
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デスクトップの
グループポリシーを排除IT部門には何百、何千ものグループポリシーを書き、管理することが強いられます。これは時間の経過に伴い、管理することが不可能になります。フレキシブルなGUI設定でIT部門はグループポリシーを単一の迅速かつコンテキスト構成に置き換えることができるため、煩わしいGPOのメンテナンス作業を排除します。
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機能更新に伴う
ポリシー変更に柔軟に対応Windows10の導入によりエンドユーザーは機能更新ごとに新機能への対応やMicrosoft推奨設定値への変更に悩まされます。エンドユーザーのデスクトップ属性の組み合わせでターゲットポリシーの設定を可能にします。OSごとにポリシーを設定することで、同一PCで機能更新を行っても、変わらないユーザーエクスペリエンスを維持します。
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既存のプロファイル設定を
新規PCに自動的に移行エンドユーザーは届いた新規PCに初回ログインを行うのみで個人データのバックアップデータからインポート、今まで設定していたカスタマイズ設定を反映させます。今までと変わらない使い慣れたユーザーエクスペリエンスが可能となります。ポリシーのエクスポートインポート機能により、負担の少ない移行作業を実現します。
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マスターイメージ
作成時の
担当者負荷削減を実現ユーザーの属性ごとにポリシー設定を登録しておくことが可能です。そのため、マスターイメージには社内ポリシーのみを設定することで、工数の削減やマスターイメージの数を減らすことが可能です。また、ユーザーが転属で切り替わった際に部署ごとのポリシーを反映することで、前の部署で使用していたPCをそのまま使い続けるようなことも可能です。
主な機能
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- マルチスレッドエンジン
- 複数のポリシーや操作を同時に処理するため、ユーザーの待ち時間がなくなります。
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- ユーザー環境による設定
- あらゆるユーザーとデスクトップ属性の組み合わせでターゲットポリシーの設定を可能にします。
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- 移行が簡単
- グループポリシーの使用を簡単に終了するため既存のGPOをインポートします。
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- メンテナンスを軽減
- 広範な検索&フィルター機能で継続的なメンテナンスを軽減します。
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- グラフィカルコンソール
- 使いやすいグラフィカルコンソールが、考えられるデスクトップの操作と設定をすべてカバーします。
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- インフラが不要
- インストールや実行に追加のサーバーやデータベースインフラストラクチャは不要です。
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- ログオンの処理を軽減
- 不要な操作をログオン処理から取り除き、必要な場合に要求に応じて適用します。
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- WaaSへの対応
- Windows10機能更新に伴う新機能やMicrosoft推奨設定を社内ポリシーに再変更します。
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- 移行作業
- 環境属性の組み合わせにより、エンドユーザーへの負担の少ないデータ移行を可能にします。